【SUGARCANE LEVI'S 213 レプリカ デニムジャケット デッドストック】
SUGAR CANE(シュガーケーン)のリーバイス213レプリカデニムジャケットを出品いたします。
SUGAR CANEは、日本が誇る本格アメカジブランドの草分け的存在です。1965年、東洋エンタープライズ株式会社のもとで誕生し、当初はベトナム戦争下の米軍基地向けにミリタリー衣料やワークウェアを製造・供給していました。
1975年の米軍撤退を機に、内需へとシフトし「SUGAR CANE(=サトウキビ)」というアメリカ的な語感を持つブランド名を掲げ、ヴィンテージワークやミリタリーウェアの復刻を本格的に展開。アメリカで実際に使われていた機械や素材を導入し、当時の製法を徹底的に再現。その再現力は「単なるレプリカの域を超えた、本物以上」と称され、世界中のアメカジ愛好家から高い評価を受けています。
今回出品する本品は、まさにシュガーケーンの黎明期とも言える90年代、ヴィンテージレプリカブームの最中に製造された一着。30年ほど前の製品ですが、驚くべきことにデッドストックコンディションで現存しており、今この状態で市場に出てくることはまずありません。当時はSUGAR CANEをはじめ、WAREHOUSE(ウエアハウス)、旧DENIME(ドゥニーム)、EVISなどが凌ぎを削っていた、日本の「レプリカ黄金期」。このジャケットにはその時代特有の空気と熱量がしっかりと宿っています。
SUGAR CANEの魅力は、リーバイスやリー、ラングラーといった王道だけでなく、BIG YANKやHEADLIGHT、PAYDAY、SWEET-ORR、KEY IMPERIALなどマニアックなワークブランド、さらにはSEARSやJ.C. PENNEY、MONTGOMERY WARDといった米国ストアブランドまで視野に入れた、非常に広範かつ深いレプリカ展開にあります。こうした姿勢は、世界のヴィンテージ市場でも高く評価され、“ヴィンテージ再構築の第一人者”としての地位を築いています。
昨今の90年代リバイバルとアメカジブームの再燃により、再び注目が集まるSUGAR CANE。若い世代の支持も高まり、中古市場でも価値が上昇傾向にあります。
本モデルは、1900年初頭にLEVI’S社が生産していた名品「213(1st 初期型)」をトレース。213とは、名作506XXの廉価版として開発されたモデルで、「No.2デニム」と呼ばれるライトオンス生地を使用。1900年〜1943年頃に生産されたとされ、現存数が極めて少ない幻のジャケットです。
しかもこの一着は、1900年初頭の初期型を再現したシュガーケーンならではのマニアックな仕様。現在、SUGAR CANEの公式ECサイトではこの213モデルは展開されておらず、今後ますます入手困難となる可能性が高いアイテムです。
加えて、本家LEVI’Sも2025年3月27日に213を数量限定で復刻。発売当日は整理券配布・長蛇の列というフィーバーぶりでしたが、その定価は66,000円(税込)。約20年前の前回復刻時は2万円弱だったことを思うと、その価格差には驚かされます。そうした背景も踏まえると、この**SUGAR CANE製213レプリカは、価格と再現度のバランスに優れた“通好みの逸品”**であると自信を持っておすすめできます。
【サイズ(平置き採寸)】
サイズ表記:38
肩幅:約48cm
身幅:約55cm(脇下直線)
着丈:約61cm(襟下から計測)
袖丈:約62cm
※素人採寸のため多少の誤差はご容赦ください。
ヴィンテージデニムの歴史に惹かれる方、そして新品から自分だけの経年変化を楽しみたい方にこそ手にしていただきたい一着です。ぜひこの機会にご検討ください。