●コーンは決まった熱量によって熔倒するため、コーンの熔倒を視覚的に捉えることで焼成時の熱量を計る事が出来ます。コーンと温度計による測定を組み合わせる事で、より安定した焼成が可能になります。セルフサポーティングコーンは最適角度に傾斜した状態で自立できるため、いつでも正確で簡単に使用する事が出来ます。

1260℃(60℃/h)

1280℃(150℃/h)

●オルトンコーンは2本1組で製造され、2本のコーンが繋がった状態で納品されます。

●2本のコーンが繋がっている部分から切り分けて使用します。繋がっている部分の両側にカッターやハサミなどの刃物で数回ほど切り込みを入れます。切り込みに沿って慎重に力を加えて2本を切り分けます。

●セルフサポーティングコーンは最適角度に傾斜した状態で自立できるため、そのまま測定したい場所に置きます。

●目的の焼成に適したオルトンコーンを真中に、両側にそれより一番手低いコーンと一番手高いコーンの3本を立てて使用するのが一般的です。

●焼成時の熔倒具合によって温度や熱量などを推測します。

●廃棄する場合は、「ガラスくず・コンクリートくず・陶磁器くず」として各自治体の規定に従って処分してください。

オルトンコーンにつきまして、角や辺に欠損などが生じる場合があります。製品の性質上、不良品ではありません。使用上で大きな問題となるような大きな欠損などを除き、返品・交換の対象となりませんのでご了承いただけますようお願い申し上げます。

2本のコーンを切り分ける際に、無理な力を加えると破損することがありますのでご注意ください。