塩化第二鉄溶液の廃液処理について
●腐蝕液をそのまま流しなどに棄てないで下さい。安全のため中和をしてから廃棄して下さい。
●塩化第二鉄溶液の中和は、消石灰を溶液に混合、撹拌して行います。
●腐食液100mLに対し消石灰約60gの使用を基準に中和します。
例えば、腐食液を1.5倍に希釈した溶液100mLの場合は、1＋1.5＝2.5の逆数を乗じた消石灰（60g×1/2.5＝24g）で中和します。
●塩化第二鉄溶液の中和の際は、消石灰との化学反応による発熱、また、衣服や教室環境への汚れの付着、酸の付着による人体等への影響が心配されます。
必ず作業着や手袋等を着用し、作業場所の養生準備を万全に行ってから取りかかって下さい。

容量：500mL
銅・亜鉛・アルミなどのエッチングプレート板用(ステンレスにはご使用できません)

〈希釈の目安〉
30℃以上：4倍/20〜15℃：3倍/それ以下：2倍
※冬期はなるべく40℃のお湯を使用
※容器(樹脂製)を温めていただくと作業がはかどります。

ニードルでひっかいた描線が、シャープに美しく表現されます。
液の希釈の度合いで線描の微妙なニュアンス変わってきますので、一度サンプル版をつくって、時間のかけ方・濃い薄いによる表現効果の違いをテストしておくのも一案です。
腐食を遅らせるには、水で薄めます。
使用後の液はそのままでは洗い場を傷めますので、消石灰や苦土石灰などで中和させて下さい。
※製品の特性上、キャップ部分から揮発による多少の漏れがある場合があります。あらかじめご了承くださいますようお願いいたします。

注意
目や皮膚につくと炎症を起こすことがあります。
身体や衣類につけないように、マスクや保護手袋、エプロンを着用してください。
不要になった腐食液は、中和剤（消石灰など）で処理してから廃棄してください。